PROJECT 特集

【博物館、美術館展示にも】文化財・アート・虫まで!一点ものをリアルに再現
キャステムは、独自の精密鋳造技術と高度な3D造形技術やスキャニング設備を用いて、かけがえのない一点ものを金属や樹脂で精密に再現してきました。

現存する歴史的建造物や小さな折り鶴の再現、美術家とのタッグによる超複雑形状のアート製作にも取り組んでいます。

本記事では、「触れる展示」「壊さず残す」「唯一無二の再現」を実現した事例を、キャステムの技術とともにご紹介します。

金型レス鋳造デジタルキャスト®技術

【建長寺「さわる」模型―視覚障がい者向けの“触れる展示”に】
キャステムは、国重要文化財である建長寺仏堂(神奈川県鎌倉市)を、1/50サイズで再現するプロジェクトに参加しました。3Dプリント技術を活用した金型レス鋳造「デジタルキャスト®」により、支給いただいた3D図面データをもとに、ミニチュアを構成する約30点の部品製作を担当。軒を支える木組み構造など細部の表現に至るまで精密に再現し、ブロンズで鋳造しました。
視覚障がいのある方が、模型を触って旅の感動を共有できるように。そんな願いを込めた企画です。

プロジェクトの詳細はこちら↓
https://www.castem.co.jp/news/detail?id=2417
【超複雑形状の金属アート作品―野田正明氏によるネプチューン―】
ニューヨークを拠点に活躍する現代美術家、野田正明氏の作品「ネプチューン」。キャステムがデジタルキャスト®で制作に全面協力しました。高さ約10cmの複雑形状のガラス作品(写真右)を3Dスキャンし、ガラス特有のひねりや強弱を精密に表現しながら、5倍スケールで鋳造。美しい鏡面仕上げにより、周辺の光を受けて輝くパブリックアートが完成しました。
福山中央図書館のカスケード(階段上の滝)に設置し、来館者を楽しませています。

ネプチューン製作の詳細はこちら↓
https://www.castem.co.jp/project/detail?id=2740

3Dスキャン×石膏鋳造技術

【SADAKO-禎子の折り鶴を世界に】
広島に投下された原爆により命を落とした少女、佐々木禎子さんが折った折り鶴を世界中に届けたい―。そんなご遺族の願いと、被爆地がある広島県内に本社を置く企業・キャステムの思いが重なり生まれた製品が「SADAKO」です。
ステンレス製のSADAKOは、白血病で闘病していた禎子さんが、病床で最期に折った折り鶴を石膏鋳造で忠実に再現したものです。最新の3Ⅾスキャン技術により、折り目や紙の質感、シワまでもデータ化。そのデータを基にしたシリコン型を用いた精密鋳造で、通常の金型では作れない極めて複雑な形状も金属化することができます。2023年5月に開催されたG7広島サミットで各国首脳やサミット関係者に贈られたほか、ローマ教皇(当時)やオバマ元大統領にも寄贈されました。
SADAKOについて詳しくはこちら↓
https://www.castem.co.jp/project/detail?id=1749
製品情報・購入はこちら↓
https://www.ironfactory-castem.com/SHOP/RO10028.html

最先端のフルカラー樹脂3Dプリント技術

【ミュージアムショップのノベルティにも。武将の銅像や妖怪をフィギュアに】
銅像や座像を樹脂でリアルに再現し、ノベルティにした事例もあります。清須市観光協会の許可を得て織田信長公の銅像を3Dスキャンし、そのデータを基に最先端のフルカラー3Dプリンターで造形しフィギュアにしています。
また、三次もののけミュージアム所蔵の妖怪像も、3Dプリンターでフィギュア化し販売。こちらは数枚の写真を基に妖怪像の3Dモデルを製作しています。細部にわたり再現しつつ、どこか懐かしさを感じさせる形にデフォルメ。企画から3ヵ月という短期間で量産化に至りました。(写真は彩色済)

織田信長フィギュアについてはこちら↓
https://www.history-maker.jp/works/detail?id=1752&category_id%5bcategory%5d%5b%5d=8
妖怪像についてはこちら↓
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000035017.html
【希少種を“触れて学べる教材”として再現!合法タガメ】
3Dスキャン技術で、生き物までもリアルに再現!子どもから大人まで幅広い層に親しまれているタガメ。近年は水田の水質汚濁や池沼の開発、販売目的の大量捕獲などで生息数が減っており、一部地域では既に絶滅したとされています。販売目的の捕獲や売買が国内で禁止されたことを受け、本物の標本をCTスキャンしたデータを基に「合法タガメ」を作りました。

好きなように色付けできる仕様で、昆虫好きの方やお子様向けのノベルティにもぴったりの商品となっています。

合法タガメについて詳しくはこちら↓
https://www.ironfactory-castem.com/SHOP/RO10015.html

超微細3Dプリント技術

【ナノレベルの「築城」。1/170,000スケール福山城】
広島県福山市のランドマークである福山城を、全長0.2mm(実物の17万分の1スケール)で製作しました。超微細3Dプリントシステム「Nanoscribeシステム」により、屋根や破風、石垣など複雑で細かな立体形状も樹脂で再現でき、「ナノレベルの築城」を体験できます。
「Nanoscribeシステム」は、キャステムと京都先端科学大学で共同研究を進める世界最高精度の3D光造形装置です。全長0.2mmのお城や「髪の毛に乗る戦艦大和」、「高さ0.5mmのミニミニミニバラ」などの製造が可能です。

記事に登場する各事例の製法は、下記リンクをご参照ください。

・金型レス鋳造デジタルキャスト®
https://castem-digitalcast.com/
・スキャン設備
https://www.history-maker.jp/technology/3d_scan/
・フルカラー樹脂3Dプリント
https://www.history-maker.jp/technology/3d_print/
・超微細3Dプリント
https://www.castem.co.jp/submicron3dprintinglp/



キャステムは、長年培ってきたロストワックス精密鋳造の技術と3D造形技術の融合により、展示用途・教育用途に応じた最適な再現方法をご提案します。

これまでにないリアルな展示品やノベルティをお探しの方、各種製法の対応材質やサイズ等を詳しくお知りになりたい方は、下記からお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ↓
https://www.castem.co.jp/contact/