神石イチゴファーム
神石イチゴファームは広島県の神石高原町にあります。
標高 400m の高原で、夏でも涼しい地域です。
気温が低く、ゆっくりと栄養を実に蓄えることができるといういちごの特徴に適した土地
で、手塩にかけて育てています。
赤くふくよかに実ったいちごは、生産者の愛情と旨みがつまっています。

キャステムが農業を始めた理由

従業員のアイデアから生まれた農業事業
2015年に、キャステムで「夢構想」と題し従業員に新規事業のアイデア募集をかけ、出てきたのが「農業」でした。
従業員の働き方の選択肢の一つとして、働き方に幅を持たせ、定年退職者の再雇用先として、また、その地域に新たな雇用を生み、その土地に注目してもらうことによって地域創生にも繋がるのではないかと提案を受けたのが農業事業参入の始まりです。
『神石イチゴファーム』があるのは広島県の神石高原町。
弊社では、神石高原町豊松にて『とよまつ・紙ヒコーキタワー』を運営させていただいているご縁があり、さらなる神石高原町の活性化に繋げたいという思いから、神石高原町で新たに農業を開始することになりました。
豊かな自然や綺麗な水、燦燦と照らす太陽。環境に恵まれている神石高原町は農業が盛んな町で、トマトなどの名産品が多くあります。
他にも多くの作物があるなかで、なぜいちごを選んだのか。
それは、神石高原町が標高の高い場所に位置するため、夏が比較的涼しくて昼夜の寒暖差が大きいから。
寒暖差があることで、いちごはゆっくりと実に栄養を蓄えることができます。これらの環境に恵まれている神石高原町だからこそ、美味しいいちごを栽培できると考え、いちご栽培を始めました。
神石高原町でいちごの栽培を始めるにあたって現地の雇用創出は大きなテーマであり、現在も神石高原町在住のスタッフが活躍しています。
キャステムは、精密鋳造(ロストワックス法)とMIM(ミム)(金属粉末射出成型法)という2つの工法を使い、印刷機や工作機、自動機、半導体、医療機器等あらゆる産業の金属部品を製造しており、多品種・少ロットの複雑で手間のかかるものを得意としています。
「中途半端なものは作らない、作るなら徹底したものを追求する」という信念の元、製造業でのデータ分析や品質主義といったノウハウを活かし、今後も農業に携わっていきます。
主な取り扱い品種
品種「紅ほっぺ」
ほっぺが落ちそうなくらい美味しいという名前の由来があるほど、甘みと酸味の調和した濃厚な味のいちごです。
大玉でも中身に“す(空洞)”ができにくく、実がギュッとつまっています。
断面が赤い品種のため、加工用としても人気があります。
栽培方法
作業効率が良く、コントロール性の良い高設栽培方式を採用しています。当社オリジナルの培土を使用し、点滴チューブから水分や肥料分を与えることにより、栽培をコントロールしています。
主な販売先
さんわ182ステーション(通常パック)、神石イチゴファーム通販サイト(神の苺)
神プレミアム
2021年、神石イチゴファームのいちごはJIN(神)プレミアムに認定され、ふるさと納税の返礼品としても採用されました。
※JIN(神)プレミアムとは、「神石高原町でかがやく、もの・ひと・こと」などを神石高原プレミアムブランド「JIN(神)プレミアム」として認定し、その魅力を町内外へ発信することにより、町全体の知名度の向上を図り、産業振興及び地域活性化に資することを目的とする制度です。
〒720-1415
広島県神石郡神石高原町階見698番地