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【プレスリリース】精密金属部品のキャステムが農業事業へ参入(20190329)

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  • 2019.03.29

精密金属部品メーカーの株式会社キャステム(本社:広島県福山市、代表取締役社長:戸田拓夫)は、この度、事業の多角化の一環として農業事業へ参入致しました。
2018年より沖縄県宮古島市でトマトの生産を、広島県神石郡でイチゴの生産を開始し、このほど初収穫を迎えました。
現在、販売体制を調整中。2019年冬の収穫に向け、販路を拡大予定です。

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■パニパニトマト

2018年 宮古島市で株式会社パニパニファームキャステムを設立。
トマトの名前は、「パニパニトマト」。
「パニパニ」とは、現地の方言で「元気」を意味します。
約7,000平方メートルの荒地を福山市から移り住んだ従業員が1人で一から開拓し、立派なビニールハウスが建ちました。(沖縄県宮古島市上野字上野イリノミ子224番3・236番1)
現在は、宮古島に住んでいる方を雇用し、5名体制で管理。
栽培しているトマトの品種は、フルティカ。
与える水の量を極力抑えることでミニトマトサイズに凝縮し、初年度にしてとても糖度の高い濃厚なトマトが収穫できました。
収穫時期は、11月後半~6月。
宮古島の「島の駅みやこ」で販売をしており、好評いただいています。
今後、販路を拡大予定。
(その他、ゴーヤ、瓜等の野菜も栽培)


〔ロゴデザイン〕​

パニパニファーム.jpg

■神の苺

広島県神石郡神石高原町のイチゴ農園は、キャステム アグリ事業部が管理をしています。
農園の名前を「神石イチゴファーム」、イチゴの名前を"神石高原のイチゴ"として「神の苺」に決定。
約3,000平方メートルの土地で育苗、栽培、出荷を行っています。(広島県神石郡神石高原町階見698)
現在栽培しているイチゴの品種は、紅ほっぺ。
甘みと酸味のある濃厚な味の品種でサイズが大きいものでも中に"す"が出来にくいことが特徴です。
今後、夏イチゴ、他品種も取り入れる予定です。
収穫時期は、12月~5月中旬。
神石高原の「道の駅さんわ182ステーション」や福山市内のスーパーマーケット、和菓子、洋菓子店に出荷を行っています。
今後、販路を拡大予定。


〔ロゴデザイン〕

神石イチゴファーム5.jpg

神の苺5.jpg

■農業事業参入の経緯

2015年 キャステムで「夢構想」と題し、従業員に新規事業のアイデア募集をかけ、出てきたのが「農業」でした。
従業員の働き方の選択肢の一つとして、働き方に幅を持たせ、定年退職者の再雇用先として、また、その地域に新たな雇用を生み、その土地に注目してもらうことによって地域創生にも繋がるのではないかと提案を受けたのが農業事業参入の始まりです。
なぜ広島県福山市に本社をもつ精密金属部品メーカーが、遠い沖縄で農業を始めたのか。それは、社長の戸田が室内滞空時間ギネス世界記録を持つ「折り紙ヒコーキ」にありました。
戸田が会長を勤める「折り紙ヒコーキ協会」は、12年前から年に一度、宮古島で折り紙ヒコーキ大会を開催しているご縁があり、そこで相談を受けたのが、現地の人の働き口が少なく、高校を卒業すると若者が島を離れてしまうという現実でした。
そのことから、直ぐには雇用に繋がらなくても、宮古島の農産物が有名になることでその土地を知ってもらい、何十年後かに宮古島に人が増えるような活動がしたいという思いが生まれ、これは、イチゴを栽培している神石高原も同じことで、宮古島にも神石高原にも大変素晴らしい自然があり、そういった地域を益々元気にしたいと始めることになりました。
キャステムは、精密鋳造(ロストワックス法)とMIM(ミム)(金属粉末射出成型法)という2つの工法を使い、印刷機や工作機、自動機、半導体、医療機器等あらゆる産業の金属部品を製造しており、多品種・少ロットの複雑で手間のかかるものを得意としています。
「中途半端なものは作らない、作るなら徹底したものを追及する」という信念の元、製造業でのデータ分析や品質主義といったノウハウを活かし、これらの地域で農業を始めました。

キャステムの取り組み